プレナスは定食店「やよい軒」の国内店舗数を2015年2月期末までに約300店と約2割増やす。既存の直営店をフランチャイズ(FC)店に切り替え、人材や資金の経営資源を新規開拓に振り向ける。
同社の連結売上高の2割弱を占める分野で成長余地があると判断、積極出店で攻勢をかける。
やよい軒は洋食から和食まで幅広いメニューが特徴で、2014年2月末時点で国内25都府県に247店を展開している。
今期は関東や関西など集客力の高い都市部への出店を進めるほか、既に3月に宮崎県に初進出するなど空白地帯への出店も急ぐ。新規出店数は50店程度と14年2月期(26店)の約22倍に増やす。
直営店を順次FC店に切り替える方針で、そのための「やよい軒FC開発部」を昨年9月に新設した。現在FC店は2店舗だけだが、3月に新制度を導入し加盟者の募集を始めた。
加盟者にとっては初期費用が自己資金で開業する場合と比べて10分の1程度で済む。
持ち帰り弁当店「ほっともっと」事業で構築した物流網もやよい軒の出店拡大に生かす。ほっともっとは2月末時点で国内43都道府県に約2700店舗を展開している。
やよい軒事業は14年2月期に既存店売上高が前の期の実績を3.5%上回った。
2013年6月に発売した「冷汁ととり南蛮の定食」などの季節商品がけん引した。継続的な新商品の投入で顧客の利用頻度の向上を狙う。
やよい軒事業の売上高は13年3~11月期で前年同期比18%増の179億円。
海外ではタイとシンガポールで約120店舗を展開している。オーストラリアや台湾、米国でも出店準備を進めている。

2014.4.8. 日経新聞より