ファミリーマートは4月17日に、第一興商と組んで、コンビニエンスストアとカラオケ店が一体となった新型店を東京都大田区に出店する。
3年後をめどに全国約30店に広げる。通常のカラオケ店より飲食代が安くなる点をアピールし集客増につなげる。
第一興商がフランチャイズ(FC)展開する「カラオケCLUB DAM」との一体店舗となる。1号店の「ファミリーマート+カラオケDAM蒲田南口駅前店」(東京・大田)はコンビニ部分は24時間営業で、カラオケの利用は午前10時から翌朝の午前5時までとなる。
総店舗面積は約640平方メートルで、そのうち1階の一角約100平方メートルをファミマが占める。コピー機や店内コーヒーといった通常店舗の機能をそろえる。買い物だけの客も利用できる。
カラオケ室内にはコンビニの商品を記載したメニューを置く予定で、ファミマが得意とするフライドチキンなどの販売を見込む。缶ビールなどの酒類も自由に持ち込むことができるため、割安でカラオケを利用できる。
コンビニの利用は朝夕がピークで、午後の時間帯に来店客が減るのが課題。
午後に主婦や学生の利用が多いカラオケ店と組むことで、集客増が見込める。ファミマの1日1店舗当たりの平均来店客数は千人弱。新型店では客数が3割増えるとみている。
第一興商はファミマの商品を持ち込める分、ドリンクや飲料の提供はしない。厨房設備や人件費を削減し、店舗の運営を簡略化できるメリットがある。
5月には千葉県に2号店を出店する予定だ。

2014.4.4. 日経新聞より