スーパー銭湯「極楽湯」のフランチャイズ店を経営する「ソフト99コーポレーション」(大阪市中央区)は6月14日、大阪府と兵庫県で子会社が運営していた3店舗で、下水道使用量を過少申告していたと発表した。
温泉水と井戸水のくみ上げにメーターを経由しない「バイパス管」を通す手口で、計約1億円の下水道料金の支払いを免れていたとみられる。2006年末に不正の可能性に気づきながら公表しておらず、田中秀明社長が陳謝した。
東大阪店(東大阪市、開業2001年)、吹田店(大阪府吹田市、同2005年)、尼崎店(兵庫県尼崎市、同2003年)で、いずれも開業当初から不正をしていた。2006年末ごろ、当時運営していた子会社「アスモ」(大阪市中央区)の幹部が「不正の可能性がある」と判断してバイパス管を閉鎖したが、行政やソフト社には知らせていなかった。
現在は3店舗とも、ソフト社や極楽湯本体に営業譲渡されている。
尼崎市によると、ソフトとアスモの両社が6月12日に市へ報告した。今月1日に同社の内部通報で問題が再発覚したという。東大阪、吹田、尼崎の3市は他の不正の有無も調べ、損害賠償を請求する。

2013.6.14. 毎日新聞より