セブン-イレブン・ジャパンは加盟店のパート・アルバイト従業員の採用を支援する。求人の応募を一括で受け付ける専用コールセンターを本部が設置し、加盟店が決めた条件に沿って人材を探す。
コンビニ各社では本部とフランチャイズチェーン(FC)契約を結んだ加盟店のオーナーが店員を個別に募集、採用している。本部が採用に関わるのは珍しい。時給など応募条件はオーナーが決めて本部に提示する。
首都圏など都市部ではパートやアルバイトの確保が困難になっている。セブン-イレブンの都心の一部店舗では、時給を引き上げないと十分な人数を集めにくい場合もあるという。人員を確保できなければ店舗運営に支障が出る可能性もある。
リクルートジョブズによれば、三大都市圏で2014年2月にアルバイト・パートを募集した平均時給は前年同月に比べて7円上昇の948円。8ヶ月連続で前年を上回っている。
セブン-イレブンは仙台市に設けたコールセンターで、国内にある約1万6000店すべてのパート・アルバイト従業員の応募を引き受ける。業務は外部委託し、約10人の専属オペレーターが対応。電話は午前10時から午後7時まで受け付ける。電子メールにも対応する。
応募があれば加盟店にメールで伝え、オーナーなどが応募者と連絡を取る。コールセンターの利用料は発生しない。
加盟店が出す求人広告の手助けもする。求人とは別のコールセンターを都内に設けて無料雑誌などに掲載する広告依頼を加盟店から受け付け、本部が広告会社との間を仲介する。予算などに合う媒体を紹介し、一部の媒体では広告費が下がる可能性もあるという。
セブン-イレブン1店で雇うパート・アルバイト従業員は約20人。国内全店では32万人が働いており、毎年およそ10万人を新たに雇っている。
同社は2014年度に過去最高となる1600店を新規出店する計画。国内店舗数は15年2月末で約1万7500店と、10年2月末と比べて5000店弱増える見通しだ。

2014.4.8. 日経新聞より