セブン―イレブン・ジャパンは宅配事業を拡大する。
配達に使う電動アシスト自転車を全約1万6000店に導入するほか、工場や高齢者施設への配送を開始。2015年度をめどに売上高を12年度の5倍の1000億円に伸ばす。
高齢化や共働き世帯の増加など社会構造の変化に対応し、顧客に自ら出向く宅配サービスを本格化する。
11月から順次、店舗に電動アシスト自転車を導入する。グループ会社でまとめて購入し、加盟店に有償で貸し出す。注文が多い店舗には超小型電気自動車「コムス」も今年度中に1200台導入。早期に全店で対応できる体制を整える。
本部や地域の担当者が営業し、昼食などを定期的に届ける工場や学校も開拓する。神奈川県の一部の公立中学校には9月から日替わり弁当の配達を始めた。
現在は全国の75%に当たる約1万2000店で宅配専用の日替わり弁当や生鮮野菜などの宅配サービス「セブンミール」を手掛け、店の飲料や日用品も届けている。インターネットや電話で注文を受け当日配送にも対応する。購入額500円以上の配達料を無料にした昨春以降、注文件数は3~4倍に伸びたという。

2013.9.24. 日本経済新聞より