物流・倉庫業のユーユーワールド(宇都宮市、小川恒夫社長)は介護サービス事業を強化する。栃木県下野市に初の宿泊機能付き介護施設を立ち上げた。従来は通所介護(デイサービス)施設の運営だけだったが、今後は介護者の負担軽減のため宿泊需要も増えると判断した。

新たな宿泊機能付き介護施設「ゆうゆうケアステーション下野」は3階建てで、延べ床面積は2600平方メートル。既存物件を改装して活用することで、投資額は7000万円に抑えた。
1階にはデイサービスと同様に筋力低下を防ぐリハビリ器具や食堂などを設置。2~3階に宿泊機能を設け、各階で30人ずつ泊まれるようにした。宿泊期間は最長30日間とし、最低でも年間360人の利用を見込む。
施設内には看護師や理学療法士などスタッフ55人を配置。送迎用のバスも完備する。
同社は宇都宮市と栃木県小山市にデイサービス施設を持つ。新施設は2つのデイサービス施設の中間地点に位置しているため、両施設を利用する介護者の宿泊需要も取り込めると見ている。介護施設の利用者数は現在の4割増を見込んでいる。

2014.3.20. 日経新聞より