ローソンは小型スーパー事業に参入する。コンビニエンスストアの2倍弱の売り場に生鮮や加工食品、日用品など5千~6千品目をそろえ、まず2014年度に東名阪の住宅街に100店を集中して出す。東京など大都市に人口流入が続く一方、身近な場所にスーパーが不足している消費者も多い。コンビニだけでは日常の買い物ニーズに対応できないと判断した。
小型スーパー「ローソンマート」は同名の全額出資子会社がフランチャイズチェーン(FC)方式で出店する。1号店は横浜市に開く。
売り場面積は200~230平方メートル。一般的な食品スーパーの2割程度だが、コンビニの2倍近い商品数をそろえる。
コンビニが販売する生鮮品の品ぞろえが限定的なのに対し、野菜や精肉、魚を計250品目程度扱う。加工食品や日用品では105円均一のプライベートブランド(PB=自主企画)商品を約1千品目扱うほか、一般のメーカー品もコンビニより価格を抑えて売る。
大手スーパーは小型店を増やしており、イオンは都内を中心に「まいばすけっと」を約500店展開。ローソンは生鮮品も扱うコンビニ「ローソンストア100」を約1200店展開しているが、コンビニと同規模の大きさの店が多く、品ぞろえに限界があった。
総務省がまとめた2013年の人口移動報告では、東京圏が18年連続の転入超過。愛知県と大阪府はともに3年連続の転入超で、都市部への人口集中が鮮明だ。

2014.2.11. 日本経済新聞