不二家は2014年8月までに中国・杭州市の工場に新ラインを設け、棒付きのアメ「ポップキャンディ」の生産能力を2倍に増やす。手作業の包装工程も自動化を進め、生産効率を高める。投資額は約5億円。中国全土で販売し、中間層を取り込む。
現地では「不二家棒棒糖」として販売し、中国売上高の75%を占めている。2012年から生産する第2工場の敷地内に、新ラインを設ける。
ポップキャンディはスーパーで20本入りを20元(約338円)、コンビニエンスストアでは8本入りを10元(約169円)で販売している。現地の一般的な菓子に比べ約2倍だが、キャラクター「ペコちゃん」は人気が高く、日本の約4倍の売り上げがあるという。
昨年末までに内陸部など約120の販売代理店と契約し、新疆ウイグル自治区も含めた約5万店の販売体制を整えた。従来は上海など沿岸部が売り上げの4割を占めていたが、内陸部の菓子店で取り扱いを増やす。
13年12月期の中国売上高は前年同期比約5割増の53億円。14年1~2月も2桁増と好調で、「在庫が3日しかない状況が続くなど生産が追いついていない」(同社)。

2014.3.10. 日経新聞より