日本介護福祉グループ(東京都墨田区)は、タレントの育成や映画製作を行う芸能プロダクション、ソウルエイジ(港区)と提携した。日本介護福祉グループが全国でFC(フランチャイズ)展開する小規模デイサービス「茶話本舗」を通じ、役者やアーティストを目指す若者が介護の現場で働く機会を提供する。

日本介護福祉グループは今回のソウルエイジやプロレス団体など異業種との連携に力を入れており、これをてこに事業を拡大する。
高齢化の進展で需要は増えているものの、介護現場の仕事はきつく、業界ではとくに若手を中心とした人材の確保が難しくなっているためだ。
一方、エンターテインメント業界は、志望する人は後を絶たないが、本業だけでは生活できないケースが多い。このためソウルエイジは、安定的な収入を得られて自分を磨く場を創出することが必要と判断。介護業界の人手不足に着目し、異業種との協業で人材確保を狙う日本介護グループと思惑が一致した。
提携によりソウルエイジは、東京都小金井市に第1号の事業所「茶話本舗デイサービスFAMILY」を開設。今後は昼間に日帰りで利用できるデイサービスだけではなく、訪問介護事業などにも参入する。東京・北多摩地区を中心に3年で10事業所開設を目指す。

2013.10.14. 産経ニュース