農産物直売所を運営する農業法人みずほ(茨城県つくば市)は4月5日、県内で展開している農産物直売所「みずほの村市場」の新店をタイのバンコクで開業する。
貿易自由化の流れのなか、茨城県産をはじめとする日本の農産物の宣伝と販路拡大につなげる。県産農産物を扱う海外の常設直売店は初めてという。

現地の農業関連業者などと協力し、「みずほの村市場バンコク店」(約30平方メートル)を住宅街のビル1階に開く。まず県産のコメやトマト、レンコン、イチゴを試験的に扱うほか、タイの野菜や果物も販売する。
順次品ぞろえを増やし、茨城に限らず日本全国から商品を募って扱う考えだ。農産物のほか、ジュースやおにぎりなどの加工品もそろえる。
現地在住の日本人のほか、タイ人の富裕層の利用を見込む。飲食店への供給や宅配も手掛ける。
「みずほの村市場」は茨城県つくば市に直営店、同県牛久市にフランチャイズ店がある。意欲的な農家を組織化して栄養価など品質を重視した農産物をそろえている。新規就農者の育成にも取り組んでいる。

2014.4.4. 日経新聞より