食品スーパーの遠鉄ストア(浜松市)は7月30日、マツモトキヨシとフランチャイズ(FC)契約を結び、ドラッグストア事業に参入すると発表した。まず2014年春に開店する食品スーパー内にFC店を併設。既存店でも改装や増築で対応する。医薬品・美容品に商品の幅を広げ、顧客の利便性を高める。
浜松市中区に新設する「遠鉄ストアフードワン東伊場店」(店舗面積約2190平方メートル)にマツモトキヨシ(同480平方メートル)を設ける。マツキヨでは一般医薬品や美容品を扱い、処方箋などの調剤機能は置かない。レジは別だが、相互に店を行き来できるようにする。
現在遠鉄ストアでは他社運営のドラッグストアと隣接する店舗があるが、両店で同じ商品を扱うなど販売効率が悪いという。自社運営のFC店では商品構成を工夫し、ストアと分担を明確化。洗剤やシャンプーなどの日用雑貨もFC店のみで販売し、ストアは生鮮品や食品に注力する。
遠鉄ストアは「当面は年1店舗程度のペースでFC店を増やしたい」としている。マツキヨは静岡県内に4月末時点で直営店が17店あるが、県内企業とFC契約を結ぶのは初めてのケース。

2013.7.30.日経新聞より