「和食さと」を運営するサトレストランシステムズは、天丼を税込み390円で提供する低価格天ぷら店「さん天」事業を拡大する。
関西を中心に22ある店舗数を関東や東海地方にも広げ、5~6年で150に増やす。実質所得が伸び悩むなか消費増税後も価格を据え置く方針で、競合他店よりも割安感を打ち出し、消費者を取り込む。
関西や関東では直営店を積極出店する。東海ではフランチャイズチェーン(FC)展開も始める。
全体の7割程度は直営店とする考え。現在は郊外の路面店が中心だが、今後は大型ショッピングセンター内や駅前など都市部への出店を急ぐ。
さん天はエビ天丼を390円、味噌汁などがついた天ぷら定食を490円で販売。エビなど食材の一部を海外から直輸入してコストを抑えている。
ロイヤルホールディングスが運営する競合チェーン「てんや」は天丼が味噌汁付きで500円。
サトレストランシステムズは価格を抑えて消費者の来店を促し、さん天を和食さとに並ぶ事業の柱に育てる。
2016.5.20.付 日経新聞より