食材・夕食宅配最大手のヨシケイグループを運営するヨシケイ開発(静岡市、林雅広社長)は、約20年ぶりとなる新シリーズのメニューを投入する。主に若年層を対象にしており、人気食材の使用や見栄えの良い盛りつけ方の提案などで新たな需要を開拓する。
2年後にフランチャイズチェーン(FC)を含め全国で3万世帯、年600万食の提供をめざす。
新シリーズは「Lovyu(ラビュ)」の名称で5月末から取り扱う。家事に多くの時間を割きにくい働く女性の増加を背景に、夕食のメニュー提案や食材配達の需要が高まっていると判断し、売り込みを強化する。
1週間の価格は2人分で1日1食、週5回宅配して5500~6500円前後と、現在の平均利用額よりも1~2割高い。
若い世代の顧客獲得に向け、約10億円かけて広報戦略も見直した。4月には企業ロゴを一新。
約20年ぶりとなる全国テレビCMの放映を始めたほか、専属の担当者も配置してウェブサイトやSNS(交流サイト)による情報発信も強化する。
ヨシケイ開発の業務は宅配を担うFC66社へのメニューブックや食材の販売で、ラビュの投入により2017年9月期の売上高は150億円強と15年9月期から1割弱の伸びをめざす。
12年9月期以降、売上高は伸び悩んでいたが、単価・採算性の高いラビュの売上高比率を2割まで高める方針だ。
2016.5.20.付 日経新聞より