健康機器メーカーのタニタは、女性専用の簡易フィットネスクラブを2017年春までに現在の2倍の100店にする。
中高年女性を対象に筋力トレーニング(筋トレ)と有酸素運動を交互に繰り返すプログラムを提供し、フランチャイズチェーン(FC)方式で店舗を増やす。女性で高まる健康志向を取り込み、タニタのブランド力の向上にもつなげる。

全額出資子会社のタニタフィッツミー(東京・板橋)を通じて女性専用の簡易フィットネスクラブ「フィッツミー」を全国で49店展開している。
主に大都市を中心に展開してきたが、今後は地方都市などでの出店も増やす。
現在ある49店舗の内、42店がFC店。
今後も地場の小売店などと組んで出店していく。19日に開業する秩父店(埼玉県秩父市)は地元不動産会社が運営する。

サーキットトレーニングと呼ばれる1回30分程度の運動プログラムを提供する。円形状に体の各部位を鍛える12種類のトレーニング機器とボード(板)を交互に配置する。スタッフの指導の下で筋トレと有酸素運動を30秒ずつ交互に繰り返す。基礎代謝を高め、主婦や働く女性の運動不足解消に効果があるという。
入会費1万800円と月会費6650円を支払うと、いつでも予約の必要なく利用できるのが特徴だ。店舗数の拡大で現在1万人いる会員数を3万人に増やす。

スタジオ内ではタニタの業務用体組成計や血圧計も利用できる。測定の結果を受けたスタッフによる食事や運動のアドバイスなども受けられる。フィッツミーの利用を通じてタニタの健康機器や健康サービスを知ってもらいブランドイメージの向上につなげるほか、競合他社との差異化を図る。

2014.8.15. 日経MJより