中古品販売・飲食事業のありがとうサービスは自社の飲食店を核にした食堂運営・配食事業を強化する。
日本サッカー協会(JFA)が来年4月に愛媛県今治市で開く寄宿舎の食堂運営を受託したほか、同市で幼稚園への給食配送も始めた。無農薬野菜を生かした飲食店の運営で培った食材調達網や献立づくりのノウハウ、調理スタッフを生かして収益源を広げる。

同社は四国でモスバーガー、大戸屋といった大手飲食業のFC店舗を展開する一方、2003年に今治市で自社ブランドの家庭料理店「ティア家族のテーブル」を開業し、無農薬野菜や無添加調味料を使った料理を提供。女性らの支持を集めている。
食堂の運営を受託した「JFAアカデミー今治」は未来の「なでしこジャパン」を育てる女子中学生向けの養成機関。生徒は今治市の学校に通い、共同生活を送りながらサッカーの練習に取り組む。激しい運動で消費するカロリーを補える、バランスのとれた食事を提供する上で、同社のノウハウが役立つと判断したとみられる。
同社はジャスダックに上場し、14年2月期の単独売上高は74億円。飲食業のほか、ブックオフやハードオフなど中古品販売の店舗をFC展開している。
飲食事業の売上高は14年2月期が23億円だが、自社ブランドの強化で他社との違いを打ち出し、中長期的には30億円を目指す。

2014.11.26 日経新聞より