ヤマダ電機子会社のコスモス・ベリーズ(名古屋市)は3月から、従業員研修に役立つ動画コンテンツの配信を全国に約3400ある加盟店向けに始める。新商品の修理方法や、実用化前の4K放送についての解説などを、インターネットを通じて従業員が学べる。コスモス社は加盟店向けのサービスを充実させ、2020年までに加盟店1万店を目指す。

コスモス社は全国各地の地域電器店に商品を供給する提携関係を結んでいる。電器店は加盟金10万円と月1万円の会費を払えば、ヤマダの店舗から家電や日用品などを調達できる。余分な在庫を持つことなく、幅広い商品が扱え、消費者に即時に販売できる。

コスモス社は全国約3400の地域電器店を対象にタブレット(多機能携帯端末)「iPad Air(アイパッドエア)2」を1年間無償で提供する。通信費もコスモス社が負担し、地域電器店は月額800円の会費だけでタブレットを利用できる。

2台目以降は通信費(月3800円)と会費のみ電器店が負担する。1月末までに加盟した電器店が対象。

独自のポータルサイト「BFC.Net」に研修向けコンテンツをそろえた。
コスモス社が作った研修動画の他、メーカー各社が提供する新商品の電子カタログもポータルサイトから簡単な操作で見られる。電器店はタブレットを使い、従業員が新製品の機能や修理方法をタブレットから手軽に学べる。

さらに近所のなじみ顧客宅に出向いた際に、家電などを薦められる。詳細な仕様や色、デザインなどをタブレットに表示して、その場で確認してもらえる。

今後、独自のポータルサイトを通じて、加盟店の成功した販促事例や販売ノウハウが共有できるコンテンツも拡充していく計画だ。

2015.1.23. 日経MJより