日本マクドナルドホールディングスが2月5日に発表した2014年12月期の連結営業損益は67億円の赤字(前の期は115億円の黒字)だった。
「使用期限切れ鶏肉」の問題を受け、客離れが加速。売り上げの落ち込みが響いて、01年の上場来初の営業赤字となった。
最終損益は218億円の赤字(前の期は51億円の黒字)。
最終赤字は03年12月期以来11年ぶりとなり、赤字額は上場来最大だった。仕入れ先だった中国の食肉加工会社が使用期限切れ鶏肉を使っていたことが14年7月に明らかになり、食材の安全性を懸念する消費者に利用を控える傾向が一気に広がった。
鶏肉問題に関連した売上高の減少や在庫廃棄などの費用計上に伴う減益要因は合計で約180億円。連結売上高は14.6%減の2223億円となり、直営店とフランチャイズチェーン店を合わせた全店売上高は4463億円と7年ぶりに5千億円を割り込んだ。
日本だけでなく、マクドナルドは米国や欧州でも苦戦を余儀なくされており、本部の米マクドナルドは3月1日付でドン・トンプソン社長兼CEOが退任する。
後任のスティーブ・イースターブルック上級副社長について、カサノバ社長は「意見は参考にするが、私は日本のCEOとして指揮を執る」と話した。

2015.2.6. 日本経済新聞より