ローソンは都内で地下鉄を運営する東京メトロと提携し、駅構内にコンビニエンスストアを出店する。
まず今後3年で約50店を「ローソン」に転換する。
乗降客を独占できる「駅ナカ」を巡ってコンビニの出店競争が激化しており、セブン-イレブン・ジャパンやファミリーマートも鉄道会社との連携を増やしている。
先行されていたローソンは乗降客の多い主要駅に店舗網を持つ東京メトロを取り込む。
東京メトロ子会社のメトロコマース(東京・台東)とローソンがFC契約を結ぶ。
9月をめどに駅構内の売店「メトロス」を順次ローソンに切り替える。
メトロスは現在140店。3年間で50店をローソンに変え、残りの90店の転換も検討する。ローソンの駅ナカの店舗数は東京急行電鉄など現在は約60店にとどまる。
コンビニ大手は競合店がなく、乗降客を独占できる駅ナカへの出店に意欲的だ。
ファミマは九州旅客鉄道(JR九州)などと提携し、2月末時点で駅ナカに約470店、セブンも西日本旅客鉄道(JR西日本)や京浜急行電鉄などで約140店を展開している。
ローソンは転換後、コンビニで売れ筋のおにぎりやサンドイッチ、デザートなど600品目を取り扱う。
健康志向の商品を多くそろえる「ナチュラルローソン」の商品導入も検討する。
メトロスは雑誌やたばこの販売低迷で苦戦が続く。ローソンの配送ノウハウを活用して賞味期限が短い商品を扱い、朝食需要を開拓する。
営業時間は現在、一部売店を除き午前7時から午後10時で日曜祝日が定休日。
ローソン転換後、まずは現在の営業日、営業時間を引き継ぐ見通しだ。

2015.4.27. 日本経済新聞より