讃岐うどん店「丸亀製麺」を運営するうどんチェーン最大手のトリドールはオランダの外食大手を10億円超で買収する。

ウォク・トゥ・ウオーク・フランチャイズ(アムステルダム市)の第三者割当増資を引き受け、全株式の6割超を7月に取得する。

ウォク社のファストフード店を2020年3月期までに欧米などに計500店開き、国内の丸亀製麺に依存する利益体質の改善をめざす。
ウォク社は5種の揚げ麺、21種の具材、8種のソースを自由に選び、注文後にいためるアジア風のファストフード店「ウォク・トゥ・ウオーク」をフランチャイズチェーン(FC)で70店展開する。

欧米や中東など計16カ国に進出。全店で持ち帰りができ、客単価は1000円と丸亀製麺の2倍だ。

ウォク社の買収でトリドールの進出国は26カ国・地域へと倍増する。トリドールのノウハウを生かし、直営やFCでウォク・トゥ・ウオークの出店を加速する。同店を20年3月期まで欧米や中東に年間で平均90店ペースで開く目標だ。

トリドールは丸亀製麺などを国内850店、海外で100店運営する。国内での出店は飽和状態に近づきつつあるが、海外は12年3月期から年平均25店のペースで出店を加速している。

15年3月期末に150億円と過去最大だった現預金などの手元資金を海外での成長投資に振り向け、営業利益の9割超を国内の丸亀製麺に依存する収益構造を改める。

2015.6.26.日本経済新聞より