弁当店「ベントス」などを展開するアイチフーズ(札幌市)は2015年度、シンガポールに初進出する。10月に現地の日系スーパーのフードコートで和食店を開店、16年3月には同じスーパーに弁当・総菜コーナーを設ける。将来は弁当店や定食店のフランチャイズチェーン(FC)展開や、ベトナムなど近隣諸国への進出も計画する。北海道人気を取り込み、海外事業を収益の柱にする。
スーパー「シンガポール明治屋」に約30平方メートルの店舗を設け、丼やそばなど約20種類のメニューを用意。原料に道産の米やそば粉を使う。店名は「ベントス」か、札幌市内で運営するそば店「はまなす」で調整している。
16年3月には同スーパーで弁当・総菜コーナーを設ける。日本国内の弁当店と同じメニューのほか、現地の好みに合わせたものも開発。現地メニューは国内店舗で特別メニューとして販売する。月間売上高は和食店と合わせて1200万円程度を見込む。
アイチフーズは道内を中心に、弁当店や定食店を直営で15店、FCで19店展開。15年3月期の連結売上高は20億円。

2015.7.14. 日本経済新聞より