セブン&アイ・ホールディングスは、2015年10月から電子マネー「ナナコ」を学習塾大手のワオ・コーポレーション(大阪市)に導入する。

ワオ・コーポレーションが展開する「能開センター」などの学習塾に通う学生ら約4万人を対象に、生徒証とナナコを組み合わせたICカードを配布する。
カードの入会費用はワオが負担する。

生徒証はセブン&アイグループの店舗で電子マネーとして使えるほか、生徒の入退室管理などに使える。また、授業の出席や塾の入会、契約更新などに応じてナナコポイントを付与するなどして、生徒や保護者の利便性向上につなげる。

塾に通う学生の多くが通塾前後にコンビニを活用しており、生徒証にすることで使い勝手を高める。
また、電子マネー機能を生かし、子どもに現金を持たせるのが不安な保護者らの需要もつかむ。学生のほか、アルバイト約5千人や社員約850人にも社員証として配る。
独自のナナコポイント加算制度も検討する。

学習塾では共通ポイントを導入する動きが広がっている。
やる気スイッチグループホールディングス(東京・中央)が運営する個別指導塾「スクールIE」ではTポイントを活用し、授業に出席するごとにTポイントがたまるしくみを導入した。
「明光義塾」などを展開するアネムホールディングス(福岡市)は2014年に「Ponta(ポンタ)」ポイントを導入。こどもの学習意欲向上につなげている。

2015.10.7. 日経MJより