コンビニエンスストア3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)は経営統合で基本合意したことを15日に正式発表する。両社首脳が出席し、午後に都内で記者会見を開く予定だ。コンビニと総合スーパーを核に、店舗売上高で国内3位に相当する巨大流通グループが誕生する。
ファミマの中山勇社長とユニーGHDの佐古則男社長らが出席し、合併比率や今後の事業計画を説明する。両社連結売上高(2015年2月期)の合計は約1兆4000億円だが、フランチャイズ展開するコンビニの店頭売上高を考慮すると4兆円弱に達する。小売りではセブン&アイ・ホールディングス、イオンに次ぐ規模になる。
経営統合は16年5月に開く株主総会で承認を得て、同9月の完了後に新会社が発足する見通し。統合には公正取引委員会の承認が前提となるが、既に審査のための手続きは始まったとみられる。
ファミマを存続会社としてユニーGHDを吸収合併し、新たに持ち株会社を設立する。コンビニ事業はサークルKサンクスを存続会社とし、総合スーパーを運営するユニーとともに持ち株会社にぶら下がる。持ち株会社とコンビニ事業会社の本社所在地は東京となり、ユニーは引き続き愛知県稲沢市に置く。
両社は今年3月、経営統合に向けて協議を始めた。統合検討委員会を設けて8月の合意を目指していたが、総合スーパーの収益改善策の調整などに時間がかかった。

2015.10.15. 日経新聞より