味千中国(和風ラーメン店) 中国でデリバリー専門店の展開を始める。北京や上海などに年内に10店舗以上を開く。
インターネット経由の宅配の注文が増えていることに対応する。出店コストを抑える狙いもある。
セントラルキッチンから車で2時間半以内の距離に敷地面積20~25平方メートル程度の小型店舗を複数展開し、注文から30分以内に配達できるようにする。
これまで既存店の6割弱にあたる約400店舗で宅配や持ち帰りに対応できるようにしてきたが、新型店舗で宅配需要の取り込みを強化する。

味千中国の2015年12月期の売上高は31億香港ドル(約450億円)と前の期比6%減少した。
ショッピングモールの不振や他の飲食店との競争激化で、中国本土での既存店売上高が8%減ったのが響いた。
16年は中国本土に80~100店舗を新規出店する一方、30店舗以上を閉鎖するなど、店舗網の見直しを進める計画だ。
投資額は1億8000万元(約30億円)を予定している。
味千中国は日本で「味千ラーメン」を展開する重光産業とフランチャイズチェーン(FC)契約を結び、昨年12月末時点で中国・香港に673店舗を展開している。
中期的には1000店舗を目指している。

2016.3.28.付 日経新聞より