日立キャピタルは農業事業に参入する。沖縄県内にイチゴを生産する植物工場を建設し、2017年1月の収穫を目指す。
同社が農業事業を手掛けるのは初めて。暑さに強い品種のイチゴを栽培して県内のホテルなどに出荷したり、東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出を目指す。
福岡県八女市の医療、農業用品メーカーの「アグリス」と業務協定を結び、イチゴ栽培のノウハウなどの提供を受ける。
日立キャピタルが栽培するのは信州大学が開発した暑さに強い品種のイチゴで、冬から春ごろにかけてイチゴを栽培する。
将来は観光客が楽しめるイチゴ狩りなどの観光サービスを展開することも視野にある。事業を通じて農業経営や販売ルートなどのノウハウを蓄積し、イチゴ栽培のフランチャイズ化なども進めていく方針だ。
同社はイチゴ栽培を通じて得たノウハウを生かして国内の新規就農者や企業参入を支援し、日本農業の競争力強化につなげたい考えだ。

2016.5.6.付 日経新聞より