米国系ハンバーガー店「ウェンディーズ」を日本で展開するウェンディーズ・ジャパン(東京・港)は6月1日、サントリーホールディングス傘下のファーストキッチン(東京・新宿)を30日付で買収すると正式発表した。
投資ファンドのロングリーチグループを引受先とする第三者割当増資を6月下旬に実施することも発表。調達した資金をファーストキッチンの既存店改装などに充てる。
ウェンディーズはサントリーが持つファーストキッチンの全株式を買い取る。買収額は数十億円とみられる。
約130店あるファーストキッチンの一部は両ブランドのコラボ店舗に切り替える予定。
買収に伴い、ファーストキッチンの社長にはウェンディーズのアーネスト・M・比嘉最高経営責任者(63)が就任し、サントリー出身の加藤裕氏(52)は退任する。
ロングリーチは2005年に藤田田氏の一族から買い取る形で日本マクドナルドホールディングスの株式を保有したこともある。
今回のウェンディーズへの出資額は数十億円になるとみられる。
出資後、ロングリーチは比嘉氏が社長を務めるヒガ・インダストリーズ(東京・港)を抜いて、ウェンディーズの筆頭株主になる。
大手外食チェーンに投資した経験をもとにウェンディーズの日本での今後の事業展開を支援していく。
2016.6.2.付 日経新聞より