免税店大手のラオックスは7月、台湾に初出店する。
現地の不動産大手とフランチャイズチェーン(FC)契約を結び、同社が運営する複合商業施設で日本製品を扱う免税店を開く。
台湾を訪れる中国人客の需要を取り込むうえ、日本製品の販売店としての知名度を海外で高めたい考えだ。

ラオックスが出店するのは中国・福建省の沿岸にある金門島。売り場面積は約600平方メートルで、日本の家電や腕時計、化粧品など約3000品目を扱う。現地の不動産大手、台湾土地開発が運営し、ラオックスは商品供給や従業員への接客教育などを担当する。新店の売上高は年間20億円程度を目指す。

金門島は中国側と片道約1時間の直行フェリーで結ばれており、入境手続きも簡素なため、主に中国人客向けに高級ブランド品を扱う免税店が増えている。日本製品は中国人客の間で高品質や高機能といった定評があり、多くの来店が見込めるという。

ラオックスは台湾で事業を拡大している。2015年末には現地の同業大手エバーリッチに日本製品の供給を始めた。今後は6月に現地で設立した子会社を通じ、旅行会社と連携して訪日台湾人を国内店舗に誘致する。

2016.6.17.付 日経新聞より