マルヨシセンターは30日、コンビニエンスストア事業に参入すると発表した。
ローソンとフランチャイズ契約を結び、7月6日に香川県観音寺市内に新店舗をオープン。食品スーパーが本業のマルヨシはコンビニ運営を通じて小商圏型の店舗開発などのノウハウを学び、スーパー事業に生かす。

契約は5月30日付。観音寺市の新店舗はローソンが用意する。店舗面積は約210平方メートルと一般的な大きさで、通常のローソンの店舗と同様に約3千種の商品を扱う。マルヨシの独自商品は置かない。マルヨシはオーナーとして研修を受けた社員2人を専属で配置し、アルバイトを雇う。

マルヨシのコンビニ参入の背景には高齢化や単身世帯の増加で、より近い店舗を求める商圏の縮小がある。マルヨシは香川県を中心にスーパー37店を持つが、今後は小型店を展開する方針。コンビニ運営から店舗開発や顧客の消費行動分析の優れたノウハウを吸収する。

ローソンにとっても人手不足や高齢化に伴い、オーナー確保が難しくなっている。地元密着の事業を展開するマルヨシは有力なパートナーとして期待される。
四国内のスーパーでは、サニーマート(高知市)がローソンと共同出資で運営会社「ローソン高知」を設立し、店舗運営や商品開発で協力している。

2016.7.1.付 日経新聞より