ローソンの2016年3~5月期の連結純利益は前年同期に比べ15%増の90億円弱だったようだ。前四半期(15年12月~16年2月期)に収益性の低い店舗の将来の閉店などに備えた費用を前倒しで計上し、減損損失が減少した。ただ競争環境が激化するなか、販促費や店舗改装費を積み増し、営業利益は1割減の170億円強と2四半期連続で減少したとみられる。
売上高にあたる営業総収入は7%増の1500億円前後だったもようだ。
コンビニエンスストアの新規出店効果に加え、高級スーパーの成城石井やシネコン運営のユナイテッド・シネマの業績が好調だった。
店舗関連の改装費用が膨らんだうえ、本部がフランチャイズ加盟店の電気代や弁当などの廃棄費用の一部を負担する契約へと見直しを進め、費用負担が増えた。
ただ前四半期に不振店舗の減損処理を前倒しで実施。これにより3~5月期の減損損失は数億円程度となり、前年同期の44億円から大幅に減ったようだ。
ローソンはスーパーなどで購入することの多い日常使いの商品を増やして来店機会につなげる方針を掲げ、店舗投資を増やしている。上期は関連費用がかさむとみており、3~5月期の営業減益も想定の範囲内だったようだ。

17年2月期の連結業績予想は据え置くとみられ、営業総収入は前期比11%増の6480億円、営業利益は5%増の760億円、純利益は13%増の355億円を見込む。

2016.7.6.付 日経新聞より