セブン&アイ・ホールディングスが7月7日発表した2016年3~5月期の連結決算は、純利益が前年同期比2%増の431億円だった。
コンビニATMの利用増で金融事業が伸び、販促費を抑えたイトーヨーカ堂の業績も改善した。だが、営業利益はネット通販関連のシステム投資費用がかさみ微減だった。

売上高にあたる営業収益は#%減の1兆3947億円だった。
原油価格の下落でガソリンを販売する北米のセブンイレブンの売り上げが減った。円高の進行で、米子会社の収益を換算した時の額の目減りも響いた。
営業利益は0.5%減の814億円だった。
国内コンビニは弁当や総菜が伸びて既存店売上高は2%増えた。
広告宣伝費や人件費が増え、セブン―イレブン・ジャパンの営業利益は0.4%増と、5%増だった前年同期から減速した。
百貨店のそごう・西武は利益率の高い婦人衣料の販売減が響き営業利益は大幅に減った。
低価格志向の高まりでファミリーレストランの客単価が落ち込み、フードサービス事業の営業損益も赤字だった。
ネット通販で購入した品物をコンビニで受け取るオムニチャネル向けのシステム投資費用も利益を圧迫した。

2016.7.8.付 日経新聞より