カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)の廃棄カツが横流しされた事件で、愛知、岐阜両県警は12日、産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)の会長、大西一幸容疑者(75)ら3人を食品衛生法違反容疑などで逮捕した。
ほかに逮捕したのは、製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の実質経営者、岡田正男容疑者(78)と、名古屋市の食品販売業の元幹部、木村正敏容疑者(76)の2人。
壱番屋は昨年10月19日、異物が混入した可能性があるとして、ダイコーに約4万枚の冷凍ビーフカツの廃棄を委託。ダイコーは壱番屋に対し、産業廃棄物管理票(マニフェスト)にすべてを廃棄処分したとの虚偽の記載をしていたという。
ダイコーは実際には、「みのりフーズ」に転売。複数の仲介業者を経由した後、愛知県内のスーパーなどに流通し、一部は消費された。

2016.7.12.付 日経新聞より