カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下の北海道TSUTAYA(ツタヤ、札幌市)は道内で、書籍・CD販売やDVDレンタル店「ツタヤ」の出店を約5年ぶりに再開する。
2013年12月に函館市に開いた大型複合施設「函館蔦屋書店」のノウハウを生かしたツタヤを今年9月に札幌市に出店。これをモデルに蔦屋書店型のフランチャイズチェーン(FC)展開に着手する。

CCCグループが開業した函館蔦屋書店は、11年にできた団塊世代向け大型複合施設「代官山蔦屋書店」(東京・渋谷)の地方・郊外型モデル店で、カフェ、雑貨店、キッズスペースなどが混然一体となったライフスタイル提案型の店舗。
売り上げは想定を超え、毎年前年実績を上回っている。道内モデル店としてノウハウの蓄積が完了したと判断し、FC展開の段階に入る。
FCに加盟し道内にツタヤ3店を展開する日光堂升井商店(網走市)が札幌市清田区に「ツタヤ美しが丘」を出店する。投資額は本などの在庫も含め約5億円を見込む。FC契約先が出店するため、屋号は「蔦屋書店」ではなく「ツタヤ」とするが、函館蔦屋のスタッフを開店前後に投入。店舗コンセプトや品ぞろえを函館蔦屋に近づける。

北海道ツタヤは4月に分社化され、道内事業全般を担当する。道内ではツタヤを60店展開し、そのうちFCは51店。
11年以降、ツタヤの出店はなかった。今後は美しが丘店をモデルに、蔦屋書店型店舗をパッケージ化しFC展開を進める。
同時に札幌市内で直営の蔦屋書店の出店を検討する。

2016.7.12.付 日経新聞より