ファストフード大手で「食べ放題」のキャンペーンが広がっている。
ダスキンが運営するドーナツ専門店「ミスタードーナツ(ミスド)」は8月をメドに全国の店舗で初めて導入する。「築地銀だこ」を展開するホットランドも東京都内の店舗で試験的に実施している。
お値打ち感を顧客に訴えるだけではなく、ネット上の口コミで話題になりやすいキャンペーンを打ち、集客に結びつける。消費の現場では、デフレ志向が再び目立つようになっている。
ミスドのキャンペーンの場合、1200円を支払えば、ほぼすべてのドーナツと飲み物が食べ放題になる。全国のフランチャイズチェーン(FC)運営者から、食べ放題サービスへの参加店を募る。週に何日、どの時間帯で、どれくらいの期間キャンペーンを実施するかは、それぞれのFCオーナーが決めるため、店舗によって異なる見通しだ。
ダスキンは7月初旬まで3ヶ月程度、立地が異なる複数の店舗で値段や食べ放題の対象商品を変えて実験してきた。消費者の反応が良かったため、8月以降は全国展開に切り替える。
「築地銀だこ」のホットランドは今春、お酒も飲める「築地銀だこハイボール酒場」の東京・池袋の1店舗でたこ焼きの食べ放題を開始している。この店では、ハイボールも飲み放題。

2016.7.13.付 日経新聞より