「うさちゃんクリーニング」を展開するクリーニング大手、ロイヤルネットワーク(山形県酒田市)は、南洋舎(横浜市)の全株式を取得し子会社化する。
首都圏強化が狙いで、神奈川県の同業買収により、岩手県を除く東北地方から静岡県まで12都県をカバーするネットワークができることになる。
ロイヤルネットワークによると、7日に株式譲渡契約を締結、11月下旬に全株式を取得して、100%子会社化を完了する予定。

南洋舎は1923年創業の老舗。「ホープクリーニング」の名称でチェーン展開しており、直営、フランチャイズ、取り次ぎを含め85店舗を展開している(5月末時点)。
商圏は横浜市を中心に、川崎市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、湘南地域、小田原市まで広がる。年間売り上げは約9億円。
子会社化は後継者難などが理由。従業員278人は引き継ぎ、ホープクリーニングの店舗名称も継続して使用する。

年商100億円規模のロイヤルネットワークは業界でも大手で、大市場である首都圏の開拓を進めている。
9月には東京都多摩地区を中心にクリーニング店を展開する「ほくしん」を吸収合併している。
今回の南洋舎の子会社化で首都圏1都3県に238店舗をもつことになる。

2016.10.25.付 日経新聞より