ファミリーマート(ファミマ)は業務の効率化をめざし、北海道内で店舗数の増加を急ぐ。新たに100店を開業するほか、9月に同じグループになったサンクス187店を今後2年でファミマに転換。9月末の57店から、2020年度末までに350店体制とする。
道内ではセイコマートとセブン―イレブン・ジャパンの2強がそれぞれ1000店前後を展開する。

フランチャイズチェーンのオーナー募集を強化し、新規出店を進めていく。立地は需要の見込める札幌圏を中心にした道央・道南地区が主となる。
16年度はすでに10店ほど開業。11月にはファミマとして初めて小樽市に出店するなど、今年度は約20店を予定する。
オーナー募集にあたっては他のコンビニエンスストアとの違いを打ち出し、ファミマ経営の魅力を訴える。新店の標準的な大きさは敷地面積約1000平方メートルとコンビニとしては広めにとる。
15台収容の駐車場を備えるほか、店舗面積は約200平方メートルとし10席程度のイートインを設け、顧客がゆっくりくつろげるようにする。カフェ機能も充実させて顧客の来店動機を増やす。

ファミマのグループとしての道内店舗数は2016年9月末時点でサンクスを加えて244店。それでも2強とローソン(636店)に次いで4位と大きく引き離されている。
道内でコンビニが商品製造や物流面などで規模のメリットを得るには、約300店の店舗網が必要とされる。
サンクスからファミマへの看板掛け替えは9月から進めている。
ファミマは06年にセコマの関連会社、セイコーフレッシュフーズ(札幌市)と組んで、共同出資会社を設立し北海道に進出したが、セイコマートと競合する店舗が増えたため、15年に共同出資契約を解消。単独路線を選択した。

2016.10.25.付 日経新聞より