老舗菓子店の梅林堂(埼玉県熊谷市)は2017年2月に開業する新本店の敷地内にスポーツ施設を併設する。
年齢などで客層が重なる異業種との連携で相乗効果を狙うほか、若い人向けの菓子の新ブランドもつくり需要を広げる。菓子店で年間3億円の売り上げをめざす。
梅林堂が開くのは、箱田新本店(熊谷市)。1998年から本店を構えていた場所で、来年2月末の開業を目標に建て替えを進めている。敷地面積は約3300平方メートル、店舗の面積は約460平方メートルの計画で、同社の従来の大型店舗と比べてもほぼ倍の広さとなる。約40種類のお菓子を販売し、30席のカフェも設ける。
敷地内に建設するスポーツ施設は、ゴルフ練習場やフランチャイズチェーン店を運営するカゴハラゴルフ(熊谷市)が運営する。ウエートトレーニング設備だけでなく、エアロビクスなどができる3スタジオ施設を備える。2社で合計7億円を投じる。
本店での売り上げはこれまで年間1億円強だったが、隣接するスポーツジムとの相乗効果で2億円まで高める。
梅林堂は52年の設立。年間売上高は約30億円。埼玉を中心に約35店を展開しており、健康に良い和菓子の開発にも力を入れている。

2016.10.26.付 日経新聞より