讃岐うどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスはイタリアに進出する。
11月にも現地子会社を設立し、主要都市にラーメン店やすし店を出店する計画。2020年までにイタリア国内で15店に増やし、欧州全域への展開の足がかりとする。現地の消費者の好みに合わせて味付けなどを変え、ニーズを取り込む考えだ。

現地子会社「トリドール・イタリア」はミラノ市に設立する。
まずミラノ市内で17年2月までにラーメン店「ボッテガ・デル・ラーメン」、3月までにすしが主体の日本食レストラン「トーキョー・テーブル」を開く。イタリア国内では20年までにラーメン店10店、すし店5店を出す計画。その後に欧州各国への展開に乗り出す。

15年にミラノ市で開かれた「食」がテーマの万博では日本館が人気を集めた。一方、現地に日本食を提供するレストランは少なく、進出余地があると判断した。
トリドールは15年にオランダの外食チェーン、ウォク・トゥ・ウオーク・フランチャイズ(アムステルダム市)を買収。欧州ではウォク・トゥ・ウオークを通じ、アジア風ヌードル店の展開を進めてきた。自社ブランドでの欧州進出は今回が初めて。自前ブランドを加え、店舗網拡大を急ぐ。

2016.11.9.付 日経新聞より