高級食料品店の仏フォションは2019年をめどに日本でホテルを開業する。
パリに18年に1号店をオープンしてホテル事業に乗り出す計画だが、日本にも参入する。
同社にとって日本は全売上高の4割を占める最大市場。新たな成長ビジネスと位置付けるホテル事業でも日本市場の開拓を進める。

日本では20年の東京五輪に向け、まず東京での開業を目指す。
銀座や新宿、渋谷などを有力な候補地に、ホテル事業の提携先を探す。客室での高級な食事などのサービスはパリと同様に提供する見通し。
フランチャイズチェーン(FC)や合弁などの事業の形態を想定。宿泊料金はパリと同水準を見込む。
30年には大阪、京都などにも広げて計3軒以上に増やす。

フォションは高級な食料品店や飲食店などを手掛けており、16年3月期の売上高は1億8千万ユーロ。
これらの事業との相乗効果でブランド力の向上も狙えるホテル事業への参入を決めた。30年に世界で20軒の展開を目指す方針だ。
ホテル事業では同時期に年2億ユーロの売り上げを目指す。

2016.11.16.付 日経新聞より