タイ石油公社(PTT)は、タイで約1600店運営するグループのコーヒー店「カフェ・アメィゾン」を日本で多店舗展開する。11月初旬に1号店を福島県東部の川内村に開いた。来年には大阪など都市部にも出店する計画だ。
川内村は東京電力福島第1原子力発電所から20~30キロメートル圏にあり、2011年の事故後は一時全村が避難した。今年6月に村内全域で避難指示が解除されたが人口約2700人のうち3割強は今も村外で暮らす。PTTは復興を目指す同村にまず出店し、日本での認知度を高める狙い。
1号店は一軒家風の建物で約60席を備える。タイの店と同様にタイ北部産の豆を使い、コーヒー1杯250円から。
同村に工場を持つ建材会社コドモエナジー(大阪市)がPTTとフランチャイズ契約を結び、日本での運営を担う。

2016.11.16.付 日経新聞より