紳士服専門店大手のコナカは30日、2021年度を最終年度とする5カ年の中期経営計画を発表した。
少子高齢化やクールビズの浸透で紳士服市場の先行きは不透明だが、オーダースーツなど付加価値の高い商品の投入を積極化。16年9月期にマイナス0.1%だった自己資本利益率(ROE)を2021年9月期に5%に引き上げることを目指す。
収益拡大に向け、都心部で若者向けに展開する「SUIT SELECT(スーツセレクト)」の出店強化に加え、着実に伸びているオーダースーツ需要に対応する
10月1日に東京・青山に1号店を開いたオーダースーツの専門店「DIFFERENCE(ディファレンス)」の出店を本格化。
首や胸回り、袖丈など店舗で採寸したデータを記録し、2回目以降はネットで購入できるようにするなど、ネットと実店舗を組み合わせた新業態としての定着を目指す。
製造小売りとしての強みを生かし、ニュージーランド産ウールを使った紳士服などプライベートブランド(PB)商品の投入で利益率を高める考えだ。
関連事業ではフランチャイズチェーン(FC)を活用する。学童保育のニーズに対応した英会話教室やバイリンガル幼稚園を展開。飲食事業ではベーカリーレストラン「サンマルク」をとんかつ店「かつや」やからあげ専門店「からやま」に転換する。

2016.11.30.付 日経新聞より