米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が12日、日本法人の日本マクドナルドホールディングス株の一部売却を巡って「買い手候補に来週までに条件を提示するよう求めている」と報じた。世界的に進める事業再編が進むとの期待から買いが先行した。
1月9日には中国の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)が米投資ファンドのカーライル・グループと共同で米マクドナルドから中国事業を20億8000万ドルで買収すると発表していた。
米マクドナルドは成長鈍化に直面するなか、コストのかかる直営店から外部に運営を任せるフランチャイズ店への切り替えを加速している。
日本マクドナルド株の売却計画は2016年1月に正式に発表。
発行済み株式の約5割にのぼる保有株のうち最大33%を売却する方針で大手商社やファンドに入札参加を打診していたが、株価が理論価値の2倍近くとされ交渉は1年近く停滞している。
業績回復を背景に日本マクドナルドの株価は1年前より上昇しており、売却計画が進むかどうかは不透明だ。

2017.1.13.付 日経新聞より