埼玉県を地盤とする中古ゴルフ用品販売のゴルフ・ドゥはクラブの買い取りを強化する。
3月をめどに買い取り専用の拠点を草加市に開設。4月には、新品のゴルフ用品販売店と共同出店し、クラブの下取りで協力する。
クラブの在庫を確保して出店を拡大、3年後にはフランチャイズ(FC)加盟店を含め現在の77店を100店に増やす計画だ。
3月にも草加店近くに「ゴルフ・ドゥ!買取センター」を開く。敷地面積は約900平方メートル、2階建てで延べ床面積は100平方メートル。
スタッフが常駐し、買い取り価格を査定する。

これまでは同社の中古クラブの販売店やインターネットを通じて買い取りを行ってきた。
買い取り拠点の開設で、一度に大量のクラブを売る顧客などに対応しやすくする。
個人客のほか、ゴルフ用品販売業者やインターネット通販業者などが、下取りしたクラブを持ち込むケースを想定している。

新品を扱うゴルフ用品販売店との連携も進める。
4月上旬には有賀園ゴルフ(群馬県高崎市)が群馬県太田市に開設する商業施設内に出店する。有賀園ゴルフが店舗で下取りしたクラブを、ゴルフ・ドゥが買い取る。同社にとっては安定的に中古クラブを調達できる一方、有賀園ゴルフにとっては、中古クラブを抱える必要がなくなる利点がある。

ゴルフ・ドゥが買い取り体制を拡充させるのは出店拡大への布石だ。直営店の出店には中古クラブを3000本程度用意する必要があるほか、新規のFC加盟店にもクラブを供給するため、在庫に余裕を持たせる必要がある。

最近は新品を扱うゴルフ用品販売店もクラブの下取りを実施しており、在庫の確保が課題になっていた。
ゴルフ人口は減少傾向にあるものの、ゴルフ用品市場の縮小には歯止めがかかりつつある。

2017.1.14.付 日経新聞より