日本フランチャイズチェーン協会が1月20日発表した2016年の全国のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年比0.5%増の9兆6328億円だった。
プラスは2年連続だが、伸び率は15年の0.9%から減少した。大手各社はコーヒーや揚げ物などの店内調理品や弁当、総菜の販売を強化し、高齢者や単身世帯の需要を取り込んでいるが、顧客獲得競争は激しくなっている。
平均客単価は0.9%増の605.6円で、3年連続のプラスだった。
店内調理品が好調だったほか、天候不順による野菜の価格高騰を受け、小容量のカット野菜やサラダの販売も伸びた。来店客数は0.5%減で2年ぶりのマイナスだった。
セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高が16年12月まで53カ月連続でプラスになるなど大手を中心に販売は堅調だが、集客では苦戦する傾向も強まっている。

また同日発表した16年12月の既存店売上高は0.5%増の8378億円だった。
客数は0.9%減で10カ月連続のマイナスだったが、客単価が1.4%増と21カ月連続のプラスとなり補った。クリスマスなどの年末商品の売れ行きが好調だった。

2017.1.20.付 日経新聞より