アウトレット家具販売のビッグウッド(松山市)は関東で出店攻勢に出る。1月27日、関東1号店を東京都青梅市で開業。
2018年末までの2年間で直営店を9店出店する。地域の中小の家具店向けにフランチャイズチェーン(FC)展開も進める。
同社は四国や九州で店舗展開しているが、割安感を打ち出して大消費地の関東の市場を開拓する。
直営店は郊外を軸に展開する戦略で、1号店は青梅市の青梅街道沿いに出す。アウトレット品の多いソファやベッド、テーブルなどを中心に取りそろえる。

関東に出店するのは中国からもアウトレット家具を仕入れる体制が整い、調達力が高まったためだ。
昨年8月に広東省深圳に海外初の事務所を開設し、現地の家具メーカーからアウトレット家具を仕入れられるようになった。欧米向けに生産される良質な家具だけを厳選して調達する。
関東の店舗で取り扱う家具は物流倉庫のある九州からトラックで運ぶ。距離が長い分、物流コストがかかるため、販売単価は最も安い九州の店舗より1割程度高くなると想定。18年には関東に物流倉庫を新設し、物流コストを抑えることで販売単価も下げる。

関東では直営店をモデル店舗にしてFC展開も進める。
アウトレット家具を取り扱うことで競合店との違いを出せるとして地域の家具店の参加を促す。18年末までにFC店を9店展開するのを目指している。
ビッグウッドは1984年の設立。四国や九州、近畿などに出店しており、直営店が23店、FC店が20店ある。
16年2月期の売上高は43億円。関東への出店攻勢で19年2月期に62億円に増やす目標を掲げている。

2017.1.24.付 日本経済新聞より