日本マクドナルドの1月の既存店売上高は前年同月比12.3%増だった。
新商品を出さない異例のキャンペーンを展開したが、2016年1月から続く2ケタ増収の流れを守った。7割にとどまる定番商品の比率を引き上げ、利益率を高めようとの狙いはひとまず一定の成果を上げたようだ。
新商品効果で業績改善を進めてきた16年とは一転、1月は「マクドナルド総選挙」と銘打った定番商品の販促に注力した。
フランチャイズチェーン(FC)オーナーらからは「定番品だけで本当に集客できるのか」といった不安の声も上がっていた。
ふたを開けてみれば、既存店売上高は16年12月には及ばないものの、16年11月を上回る伸び率となった。客数も11%増と高水準だった。
定番品が売れたことで原価率も相対的に下がった。期間限定商品は原価率が高く、売り上げは伸びても利益への貢献度は低くなりがちだ。

2017.2.8.付 日経MJより