米外食2強の2016年10~12月期業績は明暗が分かれた。
「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」などを運営する米ヤム・ブランズの売上高は前年同期比2%増の半面、米マクドナルドは5%減。
お膝元の米国市場でKFCは宅配サービスの拡大を支えに堅調だったが、マクドナルドは朝食メニューの勢いが弱まってきた。
ヤム・ブランズの16年10~12月期の売上高は20億2400万ドル(約2300億円)。
一方、米マクドナルドの10~12月期の売上高はフランチャイズ化の影響もあって5%減の約60億ドルにとどまった。
既存店売り上げは日本や中国などがけん引し、世界全体で2.7%増えたが、最大市場の米国では1.3%減に転落。
朝食メニューの終日提供が収益回復を主導していたが、従来通りの伸びは見込めなくなってきた。
次のけん引役となる新メニューが育っておらず、失速懸念が浮上している。

2017.2.21.付 日経新聞より