北海道や東北、関東で「ミスタードーナツ(ミスド)」などを展開する外食店フランチャイジーのフジタコーポレーションは、今夏にも自社外食店のフランチャイズ(FC)展開を始める。
加盟店からのロイヤルティ収入を収益の柱の一つに育てるほか、ミスドなどの既存業態もてこ入れして収益体質を強化する。
FC展開するのは道産食材にこだわったカツ丼・天丼店「かつてん」。すでに道内を中心に13店舗を直営している。
とんかつとえび天をご飯の上にのせた、かつてん丼(745円)や、知床チキン南蛮丼(637円)などを提供する。
FC展開はフジタコーポをFC本部とし、同社の筆頭株主であるアスラポート・ダイニングが関東以西のFC展開を担当する共同事業とする。
2018年3月期にFC加盟3店舗を計画し、その後も毎期5店舗前後の加盟をめざす。
道産食品の高い人気を追い風に全国展開を狙う。
16年11月に埼玉県春日部市で開業した店舗はFCの標準型店との位置づけで、外装を黒と白を基調とした上品な色合いにするなど幅広い年齢層が入りやすい店舗づくりを心がけた。
フジタコーポは主力業態のミスドを26店展開するほか、「牛角」や「モスバーガー」なども含め18業態の約80店を運営する。ただミスドは全国でケーキ専門店やコンビニエンスストアが販売するドーナツとの競争が激化している。
同社はミスド本部であるダスキンを引受先とする第三者割当増資を実施し、1億円を調達した。
この資金を元手に一部店舗を刷新し、軽食やアイスクリームを置いて昼食需要を取り込む。

2017.3.17.付 日経新聞より

株式会社フジタコーポレーション(北海道苫小牧市、JASDAQ上場) http://www.fujitacorp.co.jp/