高断熱住宅の福地建装(北斗市)は、効率的に屋根を融雪する住宅を発売する。
公立はこだて未来大学(函館市)と共同開発した降雪予想システムを使い、自動で降雪前に屋根表面の温度を上げておき雪を溶かす。熱効率の高いエアコンの温風を屋根裏に循環させて融雪するため、電気ヒーターで屋根を温める場合に比べ、電気代は半分以下に抑えられる。北海道や東北などの積雪地帯で年間50棟の販売を見込む。
同社はエアコン1台で住宅全体の冷暖房をまかなえる高気密・高断熱住宅を「ファース(FAS)の家」ブランドで販売している。降雪地域で同社の住宅を建てる施主に融雪屋根の設置を促す。
追加料金は1棟あたり50万円程度。
「ファースの家」以外で建てる住宅や既存住宅への設置も受注する。
同社の「ファースの家」は北海道から九州まで190社の中小の工務店がフランチャイズ方式で施工している。
ファースの家は1993年から販売しており、2016年までの建築実績は4000棟に上る。同社の16年12月期の売上高は15年12月期比横ばいの7億7000万円。

2017.4.8.付 日経新聞より