国内外で古着店を運営するドンドンアップ(盛岡市)はネット通販と併売する新業態のフランチャイズチェーン(FC)展開を始める。
本部が商品をそろえる方式で、古着査定の経験や知識は不要。在庫を抱えずに済むため狭い場所でも営業できる。今後1年間で10~15店の出店をめざす。
新業態は「チョコチョコダウン オン ウェンズデイ」。本部が30代の女性をターゲットにした服や靴、バッグ、アクセサリーなどを納品し、売れ残った商品は回収する。商品は3カ月ほどで入れ替わる。店舗での買い取りは行わず、不要な在庫を抱えることがない。
商品はネットでも販売する。ドンドンアップのサイトを含めて6サイトに掲載することができ、ネットの顧客から購入希望があった場合は店頭からすぐに下げる。
同社は店舗で買い取りをする「ドンドンダウン オン ウェンズデイ」を国内で53店舗、海外で13店舗展開している。
昨2016年4月、JR盛岡駅ビル「フェザン」に新業態の実験店舗を直営で出店、ノウハウを蓄積してきた。
在庫を置くスペースが必要ないため、売り場面積はドンドンダウンに比べ約3分の2の100平方メートル前後で運営が可能と分かった。
またこれまでは出店の際、古着を査定する経験や知識についてFCオーナーらへの研修に時間がかかっていた。
新業態は初期投資がドンドンダウンに比べて3分の1ほど、商品の買い取りがないためランニングコストも抑えられ、出店しやすいとしている。

2017.4.20.付 日経新聞より