タイ最大財閥であるチャロン・ポカパン(CP)グループはインドネシアでコンビニエンスストア「セブンイレブン」を運営する企業を買収すると発表した。
買収額は1兆ルピア(約82億円)。インドネシアでは日系コンビニの苦戦が続いているが、CPグループのもとで立て直しを図る。
インドネシア事業を統括するCPインドネシアを通じて、地元財閥モダン・グループの子会社で、セブンイレブンを同国で運営するモダン・セベル・インドネシアを買収する。6月末までに買収を完了するとしている。
モダン・セベルはジャカルタ首都圏を中心に175店(昨年9月末現在)を展開する。
ただ、地場コンビニの成長に加え、2015年にコンビニでの酒類販売が禁止されたこともあり、業績が低迷していた。
不採算の一部店舗を閉鎖するなどリストラ策を進めていた。
インドネシアでは、地場系の「インドマレット」や「アルファマート」がそれぞれ1万店以上の店舗を持つ。
一方でローソンがバリ島から撤退し、ミニストップも店舗を閉鎖するなど後発組の日系コンビニにとって厳しい市場になっている。
CPはタイで傘下のCPオールがセブン-イレブンを9500店運営しており、コンビニ運営のノウハウを持つ。

2017.4.22.付 日経新聞より