ローソンは2019年2月期に海外事業の営業損益を黒字にする。新規出店の加速で中国・上海地域の子会社が今期中に黒字に転換し、他の地域も順次、損益が好転に向かう。国内事業の成長鈍化を海外の改善で補い、全体の収益を底上げする。

中国の上海、重慶、大連、北京とタイに5つの海外子会社を持つ。5社合計の前期末時点の店舗数は1016。
これらの売上高にあたる営業総収入は前期で285億円、営業損益は21億円の赤字だった。5社全社がコスト倒れで、合計では7期連続の赤字だった。

15年から年100店超のペースで店舗を増やし、同時に直営店からフランチャイズ店への転換を進めていることが採算改善を後押しする。
月餅風の大福などヒット商品も出ており、今期中の黒字が見えてきた。

中国の他地域やタイの子会社でも新規出店を引き続き増やし、損益分岐点を引き下げる。出店や商品開発では親会社の三菱商事のネットワークを活用し、効率化も進める。中国・大連の子会社の黒字転換は今期中、重慶は19年2月期をメドにする。

2017.5.25.付 日経新聞より